iTuneお題:美しければそれでいい

本日のお題は、石川智晶で『美しければそれでいい』です。
たぶん、なんかのアニメの主題歌。ほぼ分かってません。
石川さんはSee-Sawのボーカルだった人です。(See-Sawは解散してたよね?)

今後怒濤の二次創作更新が始まるはず(踊るとのだめ)なので今のうちにオリジナルを。
何にしようかね。
ファルダーガーにしようかと思って、なんか書ける気しないので困ったときのunder the sky--いつだって設定が追加出来るぜ--で行こうと思います。
ミアの話にしよう。

******
 自分が我が儘だと気がついたのは一緒に行動するようになってからだ。
 他人を振り回すような我が儘ではなく、自分の奥の本当の願い。
 それは自分の先見の能力ですらも分からなかった感情。

title:美しければそれで良い

 私に、こんな感情があるなんて正直に言えば思いもよらなかった。
 ロシュオールに対する感情はランディールへのそれと同じだと思っていた。
 でも、会話を始めてから自分の感情が変わることに気がついた。
「ミア?どうしたんだ」
 ロシュより少し送れて歩く私に彼は声をかけてくる。
「疲れたのか?次の町までどのくらいかなぁ?」
 ロシュは辺りを見渡しながら言う。
 スクードの道は街道沿いに次の宿場町までの目印が存在する。
 もっとも、ここが使われなくなってからだいぶ時間が経つから、それも存在するか分からないけれど、それでも、後ぐらいは存在していたりする。
 次の宿場町も同じく元がつく。
 今朝までいた町も同じく元、町。
 荒れ果ててみる姿もない。
 私達は宿場町をたどって、中心に存在するはずの神殿へと目指さなくてはならないのだ。
 私がロシュを巻き込んでついでの形で来たここ。
 ロシュも何とかしようとしていたここ。
 彼だったらおそらく一人でもなんとか出来ただろう。
 神殿まではたどり着くはずだ。
 それほど強い。
 ハーシャの『赤の魔法剣士』、スペルナイトマスターだけの事はある。
 これなら、従騎士としても申分ない。
 あんがい気むずかし屋のランも、兄様や姉様も認めるだろう。
 それ以上に、私が望んでしまっている。
 彼が側にいてくれることを。
 私がロシュの側にいることを。
 それを望んでしまっている。
 従騎士としてではなく、巫女としてではなく。
 自分のゴルドバの巫女という立場は忘れていない。
 それ以上に、忘れることのない年月が経ってしまっている。
 逃れることの出来ない事だと改めなくても分かっている。
 それなのに、望んでしまうのだ。
「ミア?具合…悪いのか?」
 返事をしなかった私の顔をロシュはのぞき込む。
「何でもないわ、ロシュ。神殿の場所。どこだったかなって考えてただけよ」
「それにしちゃ、深刻そうだったけど。ミアがそう言うならいいよ。ミアが元気ないからさ、具合悪いのかなって。あ、知り合ったばっかりなのに、なんかもう昔からの知り合いみたいな感じになってるな」
 屈託なくロシュは言う。
「それだけ、私たちって気が合うんじゃない?」
 なんて冗談めかして言ってみれば、
「そうかもな。ミアの言うこと当たってるかも。ミアとあった時さ、初めてあった気がしなかったって言うか」
「ほんと?だったら何処かであってるのかもね」
 そう言いながらあたし達は先に向かう。
 逢ったことはない。
 ロシュがゴルドバに来たこともない。
 私がハーシャに向かったのは先日が初めてだ。
 それでも、冗談だとしてもロシュが初めてあった気がしないというのは…もしかすると本能で悟っているのかもしれない。
 自分はゴルドバの巫女の従騎士になるという運命を。
 逢いに来なければ良かったのかな?
 なんて思ってしまう。
 そうすれば、ロシュのことを好きにならずに済んだ。
 自分が巫女でなければなんて思わずにすんだ。
 でも、私がハーシャに来ることは私自身が予見していた。
 ロシュに出会うためにスクードの森に向かうことも。
 自分の感情までは予見していなかったけれど。
 このままロシュと一緒に旅を続けていられればなんて思わずには居られない。
 でも、彼はゴルドバに向かう。
 私の戻る場所もゴルドバ。
 そこで、ロシュは自分の運命を知る。
 巫女の事も。
 ただ願わくば……………。

******

同じような物を前も書いたような気がします。
………悩みのミア。
次は神殿の話にしよう。
さっさとスクードの森を浄化しよう。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック